「旅学的な文体」赤坂 憲雄民俗学者・赤坂憲雄の東北を軸にした17年の長い旅が、ついに完結した。希代の民俗思想家が旅の途上で、何を見たのか、聞いたのか、感じたのか。“日本人の旅”への思いを収める。 エッセイ紀行
「『注文の多い料理店』考」イーハトーヴからの風信赤坂 憲雄吉田 文憲賢治とは誰か、イーハトーヴとは何か。やわらかなテクストの襞に織り込まれた、はじまりの風景。賢治神話との、やがて訣れへと向かうしばし戯れのプロローグ。 文芸評論