「ベケットのほうへ」 宇野 邦一 全く新たなベケット論。ベケットは言語の呪縛にどのように立ち向かったのか。絵画とのかかわり、晩年のヴィデオ作品まで、ベケットの生涯にわたる独創性を多面的に読み解き、“不条理劇のベケット像”という定説をくつがえす。 文芸評論演劇評論
「迷路と青空」詩を生き、映画を生きる 福間 健二 動きながらの言葉 詩を読んだり書いたり、映画を観たり撮ったり、文学に思いを馳せ、論じる。著者の運動感(フットワーク)が溢れるこの世の面目躍如。 文芸評論映画演劇評論詩歌
「見えない俳優」人間存在の神秘を探る旅 笈田 ヨシ “質のいい存在”を見つめ、模索し、鍛錬する、そして、杉村春子、三島由紀夫、ピーター・ブルックら三人の天才との出会いまで。 パリを拠点に『俳優漂流』50年、旅の途上から。 エッセイ演劇
「シチュアシオン」日本演劇の現在 村井 健 批評と舞台そして観客との関係を成熟させる熱い試み。演劇批評の自立を目指し、舞台をとりまく状況から、小劇場・劇評・演出の現在まで日本演劇界への真摯な提言。 演劇