「シシュフォスの神話」ワーグナー試論 三宅 幸夫 「示導動機(ライトモチーフ)」とは—ワーグナーの楽劇は、何がすごいのか。どうして、人の心をつかむのか。ひとつひとつの音譜を手がかりに、著者はワーグナーの包摂する力とがっぷり組んで、精緻に読み解く。 音楽
「スフィンクスの嘆き」バッハの生涯と作品 三宅 幸夫 なぜバッハは生涯にわたって、転職を重ねたのか。伝記研究・作品研究・受容史の三つの側面から、綿密な考証と〈確信犯〉の心境で書きつづった最先端のバッハ研究。 音楽
「ワーグナー さまよえるオランダ人」 池上 純一三宅 幸夫 若きワーグナー、疾風怒濤のロマン的オペラ『さまよえるオランダ人』。荒れ狂う嵐、突き上げる衝迫、希望なき希望へと駆け抜ける男と女。詳細な音楽注と訳注、解説により、この人間ドラマが解き明かされる。悲劇的グランド・オペラ『リエンツィ』待望の完訳を付す。―松原良輔 訳 音楽
「ワーグナー タンホイザー」 池上 純一三宅 幸夫 ワーグナーによるロマン的オペラの真髄「タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦」。エロスと聖性をめぐる愛の彷徨、芸術と生、罪と罰、そして救済への憧憬。詳細な音楽注と訳注、解題により、この人間ドラマが解き明かされる。オペラ『恋はご法度』の対訳(待望の完訳)を付す―松原良輔 訳 音楽
「ワーグナー ローエングリン」 池上 純一三宅 幸夫 ワーグナー最後のロマンチック・オペラ『ローエングリン』。愛、そして別れ—美と聖のカテドラル/救済の夢。詳細な音楽注と訳注、解題により、この悲劇が解き明かされる。青年期のオペラ『妖精』の対訳を付す(待望の全訳)—山崎太郎訳。 音楽