加藤 典洋
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「少し長い文章」 現代日本の作家と作品論
(五柳叢書-56/1997.11発売)秀逸な比喩と想像力。加藤典洋は同時代の作家たちとどう向き合っているのか。また、中也や漱石は彼の批評形成に何をもたらしたのか。著者のテイストと時代。
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「みじかい文章」 批評家としての軌跡
(五柳叢書-55/1997.11発売)書物を巡るおよそ10年にわたる批評活動の中で培われた著者の言葉によって組まれた書評・書評的短文集成。400字詰原稿用紙7、8枚を限度に並ぶ著者のテイスト。
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「なんだなんだそうだったのか、早く言えよ。」 ヴィジュアル論覚え書
(五柳叢書-41/1994.03発売)写真でも映画でも美術でもわくわくさせてくれなければ。著者を刺激する作品群から新たな批評が立ち上がる。タフでエレガントな活字による想像力。
かとう のりひろ
1948年 山形県に生まれる
1972年 東京大学文学部仏文科卒業
現在明治学院大学教授を経て早稲田大学教授・文芸評論家
著書
1985年 『アメリカの影』(河出書房新社)
1987年 『批評へ』(弓立社)
1988年 『モネ・イズ・マネ−』テッド・エスコット/訳(朝日新聞社)、『君と世界の戦いでは、世界に支援せよ』(筑摩書房)
1990年 『ゆるやかな速度』(中央公論新社)、『日本風景論』(講談社)
1991年 『ホーロー質』(河出書房新社)『村上春樹をめぐる冒険』(共著、河出書房新社)
1992年 『世紀末のランニングパス』(共著、講談社)
1994年 『日本という身体』(講談社)、『なんだなんだそうだったのか、早く言えよ。』(五柳書院)
1995年 『この時代の生き方』(講談社)
1996年 『空無化するラディカリズム』『戦後を超える思考』(海鳥社)、『言語表現法講義』(岩波書店)、『村上春樹イエローページ』(編、荒地出版社)
1997年 『村上春樹(群像日本の作家)』(小学館)、『みじかい文章』『少し長い文章』(五柳書院)、『敗戦後論』(講談社)
1998年 『加藤典洋の発言(理解することへの抵抗)3』(海鳥社)、『戦後を戦後以後、考える(岩波ブックレット)』(岩波書店)、『二つの戦後から(ちくま文庫)』(共著、筑摩書房)
1999年 『可能性としての戦後以後』(岩波書店)、『戦後的思考』(講談社)、『日本の無思想(平凡社新書)』(平凡社)
2000年 『天皇の戦争責任』(共著、径書房)、『日本人の自画像』(岩波書店)、『立ち話風哲学問答』(共著、朝日新聞社)
2001年 『「天皇崩御」の図像学(平凡社ライブラリ−)『ホ−ロ−質』より』(平凡社)
2002年 『ポッカリあいた心の穴を少しずつ埋めてゆくんだ』(クレイン)
2004年 『テクストから遠く離れて』(講談社)、『語りの背景』(晶文社)、『小説の未来』(朝日新聞社)、『村上春樹イエロ−ペ−ジpaet2』(荒地出版社)
2005年 『僕が批評家になったわけ(ことばのために)』(岩波書店)
2006年 『村上春樹論集1・2』(若草書房)、『日米交換船』(共著、新潮社)
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