恋愛、戦争、大衆、選者、結社、老い、時代と個の主題を生きぬいた宮柊二。今、壮年期の只中にいて、現代の諸相に直面する筆者が、その歌作の意味と軌跡を追う。
岩手日報"視角の新鮮さ光る"/島田修二(歌人)[1998.6.29]、毎日新聞[1998.6.7]、朝日新聞[1998.6.1]、中国新聞"歌人活動通じ昭和とらえる"/島田修二(歌人)[1998.6.28]、産経新聞"'一兵卒歌人'を温かく"[1998.7.4]、東京新聞[1998.7.5]、出版ニュース[1998.7]、毎日新聞"宮柊二と現在"/内藤明(歌人)[1998.6.14]、下堅(しもつけ)新聞"昭和を生きた歌人の姿追う"/島田修二(歌人)[1998.7.4]、週刊読書人"わかりにくい内面に迫る-歌人を通じて時代の欠落を埋めてゆく作業"/佐伯裕子(歌人)[1998]、短歌往来"渾身の柊二論"/桑原正紀[1998.10]、桟橋"鑑識眼の高さと広い視野"/影山一男[1998.10.20]、短歌新聞"核心を突いた作家論"/鈴木篤[1998.9]、水甕[1998.8]、醍醐[1998.8]、短歌"事実の重みと「劇的精神」"/小山太郎[1998.10]、短歌研究"問いは自らの裡に"/秋山佐和子(笛)[1998.11]、かりん"必然の人"/梅内美華子[1998.10]、日本経済新聞「今年の収穫」[1998.12.27]
著書 1984年 歌集『耳の伝説』(雁書館) 1989年 『批評への意志』(雁書館) 1990年 歌集『家長』(雁書館) 1991年 『鑑賞現代短歌・近藤芳美』(本阿弥書店) 1993年 歌集『太郎坂』(雁書館) 1995年 『小高賢歌集』(砂子屋書房) 1996年 歌集『怪鳥の尾』(砂子屋書房) 1991年 『近藤芳美(鑑賞・現代短歌)』(本阿弥書店) 1998年 『宮柊二とその時代』(五柳書院) 1999年 『現代短歌の鑑賞101(Literaturehandbook)』(新書館) 2000年 『本所両国(かりん叢書)小高賢歌集』(雁書館) 2002年 『近代短歌の鑑賞77』(新書館) 2003年 『転形期と批評現代短歌の挑戦』(柊書房) 2004年 『液状化(かりん叢書)小高賢歌集』(ながらみ書房)
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