土地の匂い、時代のざわめき、人々の息づかい-歴史の足音は、つねに著者に蘇り、こだましている。歴史の現場は、今、ここにある。
波"失われた「公」意識を探し求めて"/坪内祐三[1999.10]
著書 1975年 『ドストエフスキイと日本人(朝日選書)』(朝日新聞社) 1976年 『思想としての右翼』(第三文明社) 1977年 『時代の刻印』(現代書館)、『青春の断端』(白地社) 1978年 『中里介山(朝日評伝選)』(朝日新聞社)、『共同体の論理』(第三文明社) 1979年 『在野の精神現代書館』『第二の維新』(国文社) 1980年 『戦後世代の風景1964年 以後』(第三文明社)、『滅亡過程の文学』(冬樹社)、『詳解現代論争事典』(流動出版) 1981年 『私の同時代史』(第三文明社) 1982年 『太宰治とその時代含羞のひと』(第三文明社)、『歴史の精神大衆のエトスを基軸として』(柏書房) 1983年 『挾撃される現代史』(筑摩書房) 1984年 『不可能性の「日本」から可能性の「国家」へ』(河出書房新社)、『幻影の政府曽根崎一八八八年 』(新人物往来社) 1985年 『戦後の精神その生と死』(作品社)、『死語の戯れ』(筑摩書房)、『対論ナショナリズムのゆくえ』(共著、第三文明社)、『対論共同体のゆくえ』(共著、第三文明社)、『北一輝の昭和史』(第三文明社) 1986年 『出口王仁三郎(シリ−ズ民間日本学者)』(リブロポ−ト)、『秩父コミュ−ン伝説山影に消えた困民党』(河出書房新社)、『「犯罪」の同時代史』(共著、平凡社)、『大川周明百年 の日本とアジア』(共著、作品社)、『北一輝伝説その死の後に』(河出書房新社)、『論争の同時代史』(新泉社) 1987年 『北一輝霊告日記』(編、第三文明社)、『三島由紀夫亡命伝説』(河出書房新社)、『秋月悌次郎老日本の面影』(作品社) 1988年 『眼の思考』(學藝書林)、『現代日本の精神史』(第三文明社)、『昭和に死す森崎湊と小沢開作』(新潮社)、『戦後政治家の文章』(第三文明社) 1989年 『エンジェル・ヘア−』(文藝春秋)、『昭和最後の日々』(リブロポ−ト)、『神の罠浅野和三郎近代知性の悲劇』(新潮社) 1990年 『仮説の物語り』(新潮社)、『「世界史のゲ−ム」を日本が超える』(文藝春秋)、『蓮田善明日本伝説』(河出書房新社) 1991年 『地にかたちなく』(河出書房新社) 1992年 『日本がひらく「世界新秩序」』(徳間書店)、『われに万古の心あり幕末藩士小林虎三郎』(新潮社)、『原理主義ファンダメンタリズム』(風人社)、『昭和天皇伝説たった一人のたたかい』(河出書房新社) 1993年 『中里介山辺境を旅するひと』(風人社)、『どぐら綺譚』(作品社)、『真贋中居屋重兵衛のまぼろし』(新潮社) 1994年 『隠岐島コミュ−ン伝説』(河出書房新社)、『まぼろしの華』(風人社)、『開国のかたち』(毎日新聞社)、『近代アジア精神史の試み(中公叢書)』(中央公論新社)、『日本人が世界史を描く時代』(PHP研究所) 1995年 『「第三の開国」の時代に』(中央公論新社)、『右翼・ナショナリズム伝説』(河出書房新社)、『芥川龍之介(シリ−ズ・人間図書館)大川の水/或阿呆の一生』(日本図書センタ−)、『白旗伝説』(新潮社)、『評伝斎藤隆夫』(東洋経済新報社)、『孤高のパトリオット』(東洋経済新報社)、『民族体験としての戦争松本健一対論集』(五月書房) 1996年 『日本を解読する対論』(共著、五月書房)、『日本文化のゆくえ』(第三文明社)、『雲に立つ頭山満の「場所」』(文藝春秋)、『司馬遼太郎歴史は文学の華なり、と。』(小沢書店)、『北一輝論(講談社学術文庫)』(講談社)、『幕末の三舟(講談社選書メチエ)』(講談社)、『幕末畸人伝』(文藝春秋) 1997年 『埴谷雄高は最後にこう語った』(河出書房新社)、『谷川雁革命伝説一度きりの夢』(河出書房新社)、『日本精神史への旅』(河出書房新社)、『犢を逐いて青山に入る会津藩士・広沢安任』(ベネッセコ−ポレ−ション) 1998年 『井上光晴(シリ−ズ・人間図書館)井上光晴「自筆年 譜」/幻影なき虚構(抄)』(共著、日本図書センタ−)、『真贋(幻冬舎アウトロ−文庫)中居屋重兵衛のまぼろし』(幻冬舎)、『日本のアイデンティティ・ゲ−ム(徳間文庫)対論×12』(徳間書店)、『日本の失敗「第二の開国」と大東亜戦争』(東洋経済新報社)、『歴史の現場』(五柳書院) 1999年 『「日の丸・君が代」と日本』(論創社)、『「日の丸・君が代」の話(PHP新書)』(PHP研究所)、『「高級な日本人」の生き方(新潮選書)』(新潮社)、『日本人よ、気概を取り戻せ!!(徳間文庫)対論×14』(徳間書店) 2000年 『竹内好「日本のアジア主義」精読(岩波現代文庫)』(岩波書店)、『竹内好論(岩波現代文庫)』(岩波書店)、『評伝佐久間象山(中公叢書)上下』(中央公論新社) 2001年 『司馬遼太郎(学研M文庫)司馬文学の「場所」』(学習研究社)、『小林虎三郎「米百俵」の思想(学研M文庫)』(学習研究社)、『地の記憶をあるく』(中央公論新社) 2002年 『アジア新世紀の国家像(アジア研究所叢書)』(亜細亜大学アジア研究所)、『安藤昌益(日本アンソロジ−)』(共著、光芒社)、『国を興すは教育にあり小林虎三郎と「米百俵」』(麗澤大学出版会(広池学園事業部))、『民族と国家(PHP新書)』(PHP研究所) 2003年 『ニュ−ジ−ランド留学日記健一16歳〜18歳』(現代書館)、『丸山眞男八・一五革命伝説(人間ドキュメント)』(河出書房新社)、『親ばなれ留学メ−ル日記高校からのニュ−ジ−ランド』(現代書館)、『砂の文明・石の文明・泥の文明(PHP新書)』(PHP研究所) 2004年 『第三の開国と日米関係』(第三文明社)、『評伝北一輝1〜5』(岩波書店) 2005年 『OD版ドストエフスキイと日本人(朝日選書37)』(朝日新聞社)、『三島由紀夫の二・二六事件(文春新書)』(文藝春秋)、『司馬遼太郎を読む』(めるくま−る)、『中里介山(シリ−ズ・人間図書館)百姓弥之助の話(抄)/今人古人』(日本図書センタ−)
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