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「舞台の水」
数量:
2,200
(本体価格 2,000円)
サイズ
四六判/カバー装/上製本
頁数
192
ISBN
4-906010-59-8
五柳叢書- 38

「舞台の水」

喜怒哀楽は表現ではない。痛み、怖れ、ためらい、はじらい、おののきから演劇は生まれる。劇作家・演出家の著者が語る劇のエレメント。空間・身体・表現とは何か。

著者
ジャンル
シリーズ
出版日
1993.01発売

書評/詳細

朝日新聞[1993.10.17]、読売新聞"台本→舞台スリリングな転移"/黒井千次[1994.5.2]、サンデー毎日"深いひと時を読者に与える"/荒川洋治[1993.12.5]、建築文化[1994.1]、東京新聞「舞台は語る」"人間を集約する沈黙の美"/扇田昭彦(編集委員)[1999.8.31]

著者紹介

太田 省吾(おおた しょうご)
劇作家・演出家。1939年、中国済南市生まれ。68年、劇団転形劇場を創立、70年 から88年 の解散まで主宰。77年、矢来能楽堂で初演した『小町風伝』で第22回岸田國士戯曲賞を受賞。沈黙劇『水の駅』(81年)にはじまる「駅」三部作は国際的にも高い評価を受け、世界24都市で200回以上の上演を重ねる。藤沢市湘南台文化センター市民シアター芸術監督、近畿大学教授などを経て、現在、京都造形大学教授。戯曲集のほかに、『裸形の劇場』(80)『動詞の陰翳』(83)『劇の希望』(88)『舞台の水』(93)などの著書がある。

著書 1975年 演劇論集『飛翔と懸垂』(而立書房) 1978年 戯曲集『小町風伝』(白水社) 1979年 戯曲集『老花夜想』(三一書房) 1980年 演劇論集『裸形の劇場』(而立書房) 1983年 演劇論集『動詞の陰翳』(白水社) 1984年 戯曲集『裸足のフ−ガ』(而立書房) 1987年 戯曲集『夏/光/家』(而立書房) 1988年 演劇論集『劇の希望』(筑摩書房) 1993年 演劇論集『舞台の水』(五柳書院) 2005年 『なにもかもなくしてみる』(五柳書院) 定期刊行誌 2002年 〜「舞台芸術」(京都造形芸術大学舞台芸術研究センタ−(月曜社))

※履歴、出版歴等は最新でない場合がございます。

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