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「前川佐美雄」
数量:
4,057
(本体価格 3,689円)
サイズ
四六判/カバー装/上製本
頁数
448
ISBN
4-906010-60-1
五柳叢書- 39

「前川佐美雄」

佐美雄歌の多彩で頑固な個性に、ゆっくりと立ちどまれば、昭和に於ける短歌の精神史が見えてくる。過激にして繊細、天才歌人佐美雄の軌跡を辿る書き下ろし評伝。

著者
ジャンル
シリーズ
出版日
1993.11発売

書評/詳細

新潮"昭和短歌を象徴する歌人の実像"/桶谷秀昭[1994.3]、北海道新聞"戦中の歌人の悲劇検証"/小笠原賢二(文芸評論家)[1994.3.27]、東京新聞"戦争を背景にした昭和の短歌詩論を"/小笠原賢二(文芸評論家)[1994.1.30]、朝日新聞「短歌時評」"三枝『前川佐美雄』を読む"/佐々木幸綱(歌人)[1994.2.13]、毎日新聞「うたの現在」[1994.1.8]、朝日新聞「短歌時評」/坂井修一(歌人)[1994.8.28]

著者紹介

三枝 昻之(さいぐさ たかゆき)
昭和19年 山梨県生まれ。早稲田大学卒。在学中、早稲田短歌会で活躍、現在歌誌「りとむ」会員。

著書 1973年 歌集『やさしき志士達の世界へ(反措定叢書)』(反措定発行所) 1977年 歌集『水の覇権』(沖積舎) 1979年 歌論集『現代定型論』(而立書房) 1980年 歌集『地の燠(かりん叢書)』(沖積舎) 1983年 歌集『暦学』(五柳書院) 1986年 歌集『塔と季節の物語』(雁書館) 1987年 『処女歌集の風景戦後派歌人の総展望』(ながらみ書房) 1988年 『三枝昂之歌集現代短歌文庫』(砂子屋書房) 1990年 歌論集『うたの水脈』(而立書房) 1991年 歌論集『正岡子規からの手紙』(五柳書院) 1993年 歌論集『前川佐美雄』(五柳書院)、歌集『太郎次郎の東歌』(ながらみ書房) 1996年 『討論・現代短歌の修辞学』(ながらみ書房) 1997年 歌集『甲州百目』(砂子屋書房) 1999年 『岩波現代短歌辞典』(編集委員、岩波書店) 2002年 歌集『農鳥(りとむコレクション36)』(ながらみ書房) 2005年 歌集『天目(りとむコレクション54)』(青磁社)、『昭和短歌の精神史』(編著、本阿弥書店)、『歌人の原風景昭和短歌の証言』(編、本阿弥書店)

※履歴、出版歴等は最新でない場合がございます。

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