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「イリヤ・カバコフの芸術」
数量:
3,850
(本体価格 3,500円)
サイズ
四六判/カバー装/上製本
頁数
344
ISBN
4-906010-87-3
五柳叢書- 64

「イリヤ・カバコフの芸術」

世界の注目をあつめる現代美術の巨匠、カバコフの主要テクストを本邦初訳。沼野充義の書き下ろし〈カバコフ論〉、カバコフとグロイスとの対話三篇を併録。

著者
ジャンル
シリーズ
出版日
1999.08発売

書評/詳細

週刊朝日"「月ほど遠い出来事」だった美術展の誘い-過去の美的遺産に借金をしない芸術"/池内紀(ドイツ文学者)[1999.10.1]、すばる"カバコフの魔法の「ことば」"椹木野衣[1999.11]、東京新聞[1999.9.26]、出版ニュース[1999.10]、日本経済新聞[1999.9.19]、週刊読書人"日本の本格的な紹介-全体主義芸術を考える上で大事な出発点"/亀山郁夫(東京外語大学教授)[1999.11.5]、図書新聞"生きられる記憶としての芸術-イリヤ・カバコフ展シャルル・ローゼンタールの人生と創造"/鈴木正美(ロシア文学)[1999.9.11]

著者紹介

沼野 充義(ぬまの みつよし)
1954年、東京に生まれる。東京大学教養学部卒業。同大大学院博士課程満期退学。ハーヴァード大学博士課程単位取得。現在、東京大学教授。

著書・訳書 1978年 『輝く世界(妖精文庫)』アレクサンドル・ステパノヴィッチ・グリン(訳、月刊ペン社) 1989年 『永遠の一駅手前−現代ロシア文学案内』(作品社) 1990年 『夢に見られて−ロシア・ポーランドの幻想文学』(作品社) 1993年 『スラヴの真空』(自由国民社) 1995年 『モスクワ−ペテルブルグ縦横記』(岩波書店) 1981年 『金星応答なし』レム(訳、早川書房)、『師匠たちと弟子たち(妖精文庫)』ヴェニアミン・カヴェーリン(訳、月刊ペン社) 1989年 『シ−ポフの冒険(現代のロシア文学シ−ポフの冒険)あるいは今は昔のボ−ドビル』ブラ−ト・オクジャワ(訳、群像社)、『完全な真空(文学の冒険)』スタニスワフ・レム(訳、国書刊行会) 1990年 『ロシア怪談集(河出文庫)』(河出書房新社) 1991年 『大理石』ブロツキー(訳、白水社) 1993年 『NHK気軽に学ぶロシア語』(日本放送出版協会)、『輝く世界』アレクサンドル・グリ−ン(訳、沖積舎) 1995年 『東欧怪談集(河出文庫)』(河出書房新社)、『金色の玄関に』タチヤ−ナ・トルスタヤ(訳、白水社)、『ライロニア国物語』レシェク・コワコフスキ(訳、国書刊行会) 1996年 『屋根の上のバイリンガル』(白水社)、『私人ノ−ベル賞受賞講演』ジョ−ゼフ・ブロツキ−(訳、群像社) 1997年 『ユ−トピアへの手紙世界文学からの20の声』(河出書房新社)、『わが家の人びとドヴラ−トフ家年 代記』セルゲイ・ドヴラ−トフ(訳、成文社)、『終わりと始まり』ヴィスワヴァ・シンボルスカ(訳、未知谷) 1999年 『消えた太陽(魔法の本棚)』アレクサンドル・グリ−ン(国書刊行会)、『イリヤ・カバコフの芸術』(五柳書院)、『ユダヤ学のすべて』(新書館) 2001年 『W文学の世紀へ』(五柳書院) 2002年 『亡命文学論徹夜の塊』(作品社) 2003年 『ユ−トピア文学論徹夜の塊』(作品社) 2004年 『気軽に学ぶロシア語[NHKCDブック]』(日本放送出版協会)、『真説ラスプ−チン上・下』エドヴァ−ルト・ラジンスキ−(訳、日本放送出版協会)、『ソラリス(スタニスワフ・レムコレクション)』(訳、国書刊行会) 2005年 『200X年 文学の旅』(共著、作品社)

※履歴、出版歴等は最新でない場合がございます。

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