『定本柳田國男集』を自転車に積んで始まった柳田の跡を辿る旅。今、著者はいくつもの日本へと通じる民俗学を芽吹かせ、育み、荒涼としたこの時代に鍬を入れる。
週刊読書人「古代文学」/三浦佑之[2002.7.26]、出版ニュース[2002.8]、季刊民俗学"「ひとつの日本」から「いくつもの日本」へ"[2002.10.20]
著書 1985年 『異人論序説』(砂子屋書房)、『物語・差別・天皇制(フィ−ルドワ−ク・シリ−ズ)』(五月社) 1986年 『排除の現象学』(洋泉社) 1988年 『王と天皇(ちくまライブラリ−)』(筑摩書房) 1989年 『境界の発生(ディヴィニタス叢書)』(砂子屋書房) 1990年 『象徴天皇という物語(ちくまライブラリ−)』(筑摩書房)、『精神病を知る本(Islandbooks)』(宝島社)、『天皇制・入門(Islandbooks)』(宝島社)、『天皇制の基層』(共著、作品社) 1991年 『山の精神史柳田国男の発生』(小学館)、『新編排除の現象学』(筑摩書房)、『方法としての境界(叢書・史層を掘る)』(新曜社) 1992年 『異人論序説(ちくま学芸文庫)』(筑摩書房)、『王権の基層へ(叢書・史層を掘る)』『供犠の深層へ(叢書・史層を掘る)』『漂泊する眼差し(叢書・史層を掘る)』『物語という回路(叢書・史層を掘る)』(新曜社)、『境界の発生(ディヴィニタス叢書)(再版)』(砂子屋書房) 1993年 『王と天皇(ちくま学芸文庫)』(筑摩書房)、『結社と王権』(作品社) 1994年 『遠野/物語考』(宝島社)、『子守り唄の誕生(講談社現代新書)』(講談社)、『漂泊の精神史柳田国男の発生』(小学館)、『柳田国男の読み方(ちくま新書)』(筑摩書房) 1995年 『『注文の多い料理店』考』(共著、五柳書院)、『排除の現象学(ちくま学芸文庫)』(筑摩書房 1996年 『東北学へ(もうひとつの東北から)1』『東北学へ(聞き書き・最上に生きる)2』(作品社)、『物語からの風』(五柳書院) 1998年 『遠野/物語考(ちくま学芸文庫)』(筑摩書房)、『東北学へ(東北ルネッサンス)3』(作品社) 1999年 『山野河海まんだら東北から民俗誌を織る』(筑摩書房) 2000年 『いま、東北は元気だ(東北文化の広場)』(共著、東北芸術工科大学東北文化研究センタ−)、『海の精神史柳田国男の発生』(小学館)、『東西/南北考(岩波新書)』(岩波書店) 2002年 『あらたな歴史へ(いくつもの日本)』『さまざまな生業(いくつもの日本)』『日本を問いなおす(いくつもの日本)』(岩波書店)、『一国民俗学を越えて』『書評はまったくむずかしい』『民俗誌を織る旅』(五柳書院)、『境界の発生(講談社学術文庫)』(講談社) 2003年 『女の領域・男の領域(いくつもの日本)』『神々のいる風景(いくつもの日本)』『人とモノと道と(いくつもの日本)』『排除の時空を超えて(いくつもの日本)』(岩波書店)、『天皇制の基層(講談社学術文庫)』(共著、講談社)、『日本再考東北ルネッサンスへの序章』(創童舎) 2004年 『北の旅学やまがた』(小学館)、『網野善彦を継ぐ。』(講談社) 2006年 『イザベラ・バ−ドの会津紀行(会津学叢書会津の旅学)』(奥会津書房)、『子守り唄の誕生(講談社学術文庫)』(講談社) 定期刊行誌 1999年 〜「東北学」東北芸術工科大学東北文化研究センタ−(作品社) 2000年 〜「別冊東北学」東北芸術工科大学東北文化研究センタ−(作品社)
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