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「浦島太郎の文学史」恋愛小説の発生
数量:
2,200
(本体価格 2,000円)
サイズ
四六判/カバー装/上製本
頁数
224
ISBN
4-906010-36-9
五柳叢書- 15

「浦島太郎の文学史」恋愛小説の発生

浦島太郎の真の姿は、7世紀末、中国神仙小説の影響を受け官能的な幻想と超時間性をもって描かれた《ポルノグラフィ》だった。周到な考証で通説に大胆に挑戦する。

著者
ジャンル
シリーズ
出版日
1989.11発売

書評/詳細

読売新聞"神仙思想への傾倒から-伝承が逆に知識人によって作られる"/古橋信孝[1990.1.22]、東京新聞「著者に聞く」"馬瀁創作の恋愛小説に起源-通説の痕跡見当たらず意外な展開"[1990.1.21]、出版ニュース[1990.2]、女性セブン「BOOK REVIEW」"昔話のストーリーに感じた素朴な疑問が古代人のロマンを探りあてるまでの物語"[1990.4.19]、朝日新聞"大きな変化が中世に"/小松和彦[1990.2.4]

著者紹介

三浦 佑之(みうら すけゆき)
1946年 三重県に生まれる 1975年 成城大学大学院博士課程修了(国文学専攻) 現在千葉大学教授。古代文学、伝承文学研究専攻。

著書 1987年 『村落伝承論』(五柳書院) 1989年 『浦島太郎の文学史』(五柳書院) 1992年 『古代叙事伝承の研究』(勉誠社)、『昔話にみる悪と欲望』(新曜社) 1996年 『万葉びとの「家族」誌(講談社選書メチエ)』(講談社) 1998年 『神話と歴史叙述(古代文学研究叢書)』(若草書房) 2002年 『口語訳古事記完全版』(文藝春秋) 2003年 『古事記講義』(文藝春秋)

※履歴、出版歴等は最新でない場合がございます。

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