2022-12-16
野谷文昭 著『ラテンアメリカン・ラプソディ』2023年1月発売
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『草枕』の文章が放つリズム感、その音楽性に魅せられ、朗読するグールド。その息遣いをモチーフに律動的な文体の創造に思考を深める。道草し、彷徨する漱石論。
週刊読書人"漱石の「猫」が「無名」であることに「充分な哲学的根拠」はあるか"/川村湊(文芸評論家)[2001.10.19]
著書 1986年 『富永太郎』(砂子屋書房) 1988年 『アルベルト・ジャコメッティ』(五柳書院)、『天馬塚樋口覚歌集』(砂子屋書房) 1990年 『昭和詩の発生』(思潮社)、『「の」の音幻論』(五柳書院) 1993年 『一九四六年 の大岡昇平』(新潮社、平林たい子賞受賞) 1994年 『三人の跫音』(五柳書院)、『生老病死』(共著、三輪書店) 1995年 『誤解の王国』(人文書院)、『ひたくれなゐの人生』(三輪書店) 1996年 『中原中也いのちの声』(講談社)、『三絃の誘惑』(人文書院、三島由紀夫賞受賞) 1997年 『近代日本語表出論』(五柳書院) 1998年 『川舟考日本海洋文学論序説』(五柳書院) 2000年 『日本人の帽子』(講談社)、『富士曼陀羅』(五柳書院) 2001年 『雑音考思想としての転居』(人文書院)、『グレン・グ−ルドを聴く夏目漱石』(五柳書院) 2002年 『歌の岸辺』(不識書院) 2004年 『書物合戦』(集英社)、『淀川下り日本百景』(朝日新聞社)
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