「絵本の国から」ビジュアルな想像世界へのかけ橋 松田 司郎 センダック、エッツ、長新太など24人の作家の素顔や言葉、そして子どもの持つ感性に触れながら作品世界をスケッチ。想像力が限りなく飛翔する絵本の国への誘い。 評論
「村落伝承論」『遠野物語』から 三浦 佑之 『遠野物語』に描かれた伝承群から言語表現として何を読みとれるのか。気鋭の国文学者による〈人はどのような存在として村落に生きていたのか〉という問いが鮮烈。 評論
「揺れる言葉」喪われた明治を求めて 木下 長宏 〈時代〉とそりのあわない言葉は、つねに揺らぎ、なにかが求められ、なにかが喪われていく。北一輝、高山樗牛、二葉亭四迷、岡倉天心、四者の言葉と思想の背後に迫る。 評論