「スフィンクスの嘆き」バッハの生涯と作品 三宅 幸夫 なぜバッハは生涯にわたって、転職を重ねたのか。伝記研究・作品研究・受容史の三つの側面から、綿密な考証と〈確信犯〉の心境で書きつづった最先端のバッハ研究。 音楽
「ブルガリアにキスはあるか」 荒川 洋治 詩人は「自分の性格こそ旅の道連れだった」と言う。ガイドには載っていない新鮮な息づかいが聴こえる、東ヨーロッパをはじめ、北欧、アジアの国々を巡る世界紀行。 紀行詩歌
「シチュアシオン」日本演劇の現在 村井 健 批評と舞台そして観客との関係を成熟させる熱い試み。演劇批評の自立を目指し、舞台をとりまく状況から、小劇場・劇評・演出の現在まで日本演劇界への真摯な提言。 演劇
「文学的孤児たちの行方」 小笠原 賢二 東京新聞"せっかちに判断せず変化を注意深く追う"[1990.12.16]、京都新聞[1990.11.20]、信濃毎日"短歌、詩まで広げ論じる"/阿部浪子(文芸評論家)[1990.3.3]、読書人"'現在'に最も近い状況-ペシミズムを底流にあえて目を向ける"/仙波龍英[1991.1.7]、読売新聞[1990.11.26]、文春図書館4 1月23日号[1991]、出版ニュース[1990.12] 文芸評論