「イシュタルの林檎」歌から突き動かすフェミニズム 阿木津 英 輸入の思想や理論にたよることなく、身をもって日本の文化・詩歌を刻印している著者が、日本語そのものから、フェミニズムの課題へと接近する。待望の初短歌論集。 詩歌
「スフィンクスの嘆き」バッハの生涯と作品 三宅 幸夫 なぜバッハは生涯にわたって、転職を重ねたのか。伝記研究・作品研究・受容史の三つの側面から、綿密な考証と〈確信犯〉の心境で書きつづった最先端のバッハ研究。 音楽
「ブルガリアにキスはあるか」 荒川 洋治 詩人は「自分の性格こそ旅の道連れだった」と言う。ガイドには載っていない新鮮な息づかいが聴こえる、東ヨーロッパをはじめ、北欧、アジアの国々を巡る世界紀行。 紀行詩歌
「シチュアシオン」日本演劇の現在 村井 健 批評と舞台そして観客との関係を成熟させる熱い試み。演劇批評の自立を目指し、舞台をとりまく状況から、小劇場・劇評・演出の現在まで日本演劇界への真摯な提言。 演劇