ボルシチ風味のテクスト。ロシアの風土に生きる人々の暮らし、笑iい、活力そして、懐しさ。めくるめく色彩に満ちた、いまのロシアが、立ち上がるエッセイ集成。
言葉が無力などと、どの口が言うのか。怒りを込めて、著者はペンと鍬を持ち、現代詩の足場と視線をたぐり寄せる。
中尾太一、吉増剛造の詩論、エッセイ、農業日記等書き下ろし多数収録。
チャーミングで野太い日本文学の明日●翻訳論:マイケル・エメリックでございます/透明人間、翻訳を語る/翻訳は言語からの解放−柴田元幸との対談/おかえりなさい、ミスター高橋/20年後にも美味しくいただける高橋源一郎/村上春樹、東アジア、世界文学●文学論:能にとって詩とは何か/漱石ロココ/もじのとし−東京/文学/文学と金−ふたつの視点…他
“質のいい存在”を見つめ、模索し、鍛錬する、そして、杉村春子、三島由紀夫、ピーター・ブルックら三人の天才との出会いまで。
パリを拠点に『俳優漂流』50年、旅の途上から。
「ダンサーは見られることに耐えるための仕掛けをからだに持っている」なぜ踊るのか、という問いを抱えて30年。「天使館」から「枇杷系」へ、コンテンポラリーダンスの旗手が綴る、からだという坩堝のかたち、動き、思考、感情。
ワーグナー最後のロマンチック・オペラ『ローエングリン』。愛、そして別れ—美と聖のカテドラル/救済の夢。詳細な音楽注と訳注、解題により、この悲劇が解き明かされる。青年期のオペラ『妖精』の対訳を付す(待望の全訳)—山崎太郎訳。
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